手帳を選ぶのが趣味です
毎年、秋から年末にかけて、手帳を選ぶのが趣味です。
店頭に並ぶ大量の手帳の中から、これだ!というお気に入りを見つけるのが好きです。
何年か同じものを使うときもありますが、その年によって、手帳に求めるポイントが違ったりするので、結局ほぼ毎年のように、いろんな手帳を使っています。
今年は、数年ぶりに少し大きめの手帳にしました。
タスク管理ができたり、自由に書き込めるスペースが多いものです。
まっさらな手帳に、最初に文字を書き入れるときの、ちょっと緊張感を伴う幸福感!
新年早々、あれこれ書き込んでいました。
ほんの一瞬の出来事でした
毎日寝る前に、お布団の横に置いてある小さなテーブルで、手帳に書き込んだりしています。
先日、ちょっと時間に余裕もあったので、カフェオレを飲みながらゆったりと過ごすことに。
そして、事件は起こりました。
ちょっと隣の部屋に行っただけだったのに、末っ子長男がモジモジしながらやって来ました。小さい声で、何かブツブツと言っています。
よくよく聞くと、カフェオレをこぼしたとのこと!
ちょっとちょっと、そんなことは大きな声でさっさと言いなさいよ!と、部屋に戻ると、カップいっぱいに入っていたカフェオレが、ほぼ全部こぼれていました!
テーブルから、床へしたたり落ち、どうしてタオルでさっさと拭かないの!?と怒鳴る私。
そして、目にしてしまったのです。
カフェオレまみれになっている、新品の手帳を…
久しぶりに、悲鳴をあげてしまいました。
お隣の家の人、びっくりしたかも…
こんなに落胆したのは、久しぶりです。この憤り、どこへぶつけたらいいのやら。
中のページの大半が、茶色くなって、シワシワになってしまいました。悲しすぎます。
いい大人なのに、ずっと怒ってしまいました
2千円もした、お気に入りの手帳。
わざとじゃないとわかってはいても、カフェオレまみれにされた怒りは消えません。
末っ子長男とは、寝る部屋でおもちゃの剣で遊ばないと約束していたのに、その約束を破ったことで、今回の悲劇が起こりました。
「約束したでしょ!どうしてダメって言ったことするの!」何度も末っ子長男に説教。
でもそれは、説教というか、自分の怒りの感情をぶつけただけ。
今さら言ってもどうしようもないし、手帳が元に戻るわけでもないのに、ずっと怒ってしまいました。
こういう時、本当にダメな母親だなあと、自分で自分にがっかりしてしまいます。
怒ってもどうしようもないし、わざとじゃないし、反省もしているし、優しく言い聞かせればいいのに。
手帳はダメになるし、末っ子長男は泣きながら眠りにつくし、なんとも残念な1日になってしまいました。
ということで
結局、手帳を買い直しました。
2千円は痛いですが、1年間、カフェオレまみれになっている手帳を見るのは、イヤだなあと思ったんです。
それにしても、子供って、いくら親が怒っても、次の日にはケロっとして「お母さん大好き」って言ってくれるんですね。
泣きながら眠ってしまった末っ子長男の寝顔を見ながら、猛反省していたのですが、結局いつも子供に救われています。
今回の反省と教訓。
大事な手帳は放置しない!カフェオレは寝室で飲まない!子供達はやっぱり可愛い!