シングルマザーのウルオイブログ

3人の子供達との毎日や、アラフォーの悩み、仕事、お金について、つぶやきます。

シングルマザー家庭の多くが貧困、という現実について考えてみる

お題「最近気になったニュース」

少し前のことですが、ちょっと気になるニュースがあり、ずっと考えていたことがあります。

なるべく目を背けたいことでもあるのですが、今日は真面目に書いてみようと思います。

 

シングルマザーのお仕事について

 

子供が小さいうちは、熱を出したり、病気になったりで、急に仕事を休まなくてはいけないことが良くありました。

夫がいようがいまいが、働く母親にとっては、子供が小さいうちは、綱渡りのような日々です。

突然熱が出たり、治ったと思ったら他の兄弟にうつったり。

朝からぐずる日もあるし、保育園や小学校に入れば、学校行事や役員もあります。

 

子供ってそういうもんだと理解ある職場か、近くに頼れる人がいれば、綱渡りのような思いをせずにすみますが、そうでなくとも、働く母親が仕事をして行くのは本当に大変だと思います。

 

シングルマザーならなおさら、働く前の、就職すら難しい状況です。

 

私が見たニュースでも、仕事を得ようと思っても「子供が熱を出したらどうしますか」などと聞かれ、働けない女性が出ていました。

そんなことが続いたら、もうどこも雇ってくれないんじゃないかと絶望的になるだろうなと思いました。


女性は、正社員よりもパートや契約社員で働く割合も多いですし、シングルマザー家庭は、男性に比べると経済的に苦しいと思います。

 

世の中甘くない。悲しいけれど、私もシングルマザーになって、この言葉を痛感しました。

 

シングルマザー家庭の多くが貧困、という現実について考えてみる

 

 

離婚の前に、仕事を見つけたほうがいい

 

周りから「3人も育てるなんて大変だね」とよく言われますが、子供が全員、小学生以上になった今は、ずいぶんとラクになったと思います。

もっと小さかったうちは、どうやって子育てしていたのか?仕事も大変だったし、無我夢中でした。

1人ではとても子育てできなかったと思います。

 

いまの我が家よりも、もっと小さな子や赤ちゃんを抱えているシングルマザーさんは、本当に大変だろうなと思います。

 

シングルマザーになってから、子供と一緒にいる時間を優先に考えて、休みを取りやすい職場で働くことにしました。

パートですが満足しています。欲を言えば、今と同じ労働条件で正社員になりたいですが…

 

今さらですが、離婚の前に、正社員での転職をしておけばよかったと後悔しています

シングルマザーになってからの転職は、本当に難しいです。

離婚を考えている人には、離婚をする前に、十分に生きていけるだけの収入が得られる仕事を見つけてくださいと言いたいです。

 

 

シングルマザーの貧困の現実

 

ニュースで、ひとり親家庭の貧困率が高いということを知りました。

 

特に、子供が小さいと、働けるところも、預けることもできないため、風俗で働いているというシングルマザーが出ていました。

 

生活保護を断られたり、行政に相談したくないという女性達には、風俗店の方が子供の託児も面倒を見てくれて、住むところも世話してくれ、子供が小さくても働きやすい環境になっているそうです。

 

離婚して、働くところがなくて、行き着くところが行政ではなくて風俗…。

同じ女性として胸が切なくなりました。

 

一方で、私の周りには、ごっそり慰謝料をもらって、タワーマンションに住んでいる人もいます。

周りに親兄弟がいて、1人で、夜飲みに出かけている人もいます。

毎月しっかり養育費をもらいながら、正社員で働いている人もいます。

子供と旅行に行ったり、習い事も複数通わせたりしている人もいます。

 

十分な稼ぎがある仕事に就いているなど、経済的に余裕があればいいでしょうが、たとえそうではなくとも、貧困でも周りに協力してくれる人がいれば、心の余裕が生まれるんだろうなと思います。

 

ニュースでは、周りに助けてくれる人もいない状況の方達が出ていて、それは大変だろうなと思いました。

助けなんて求められない、と思い込んでしまっていたのですが、そういう人にこそ、子ども食堂とか、無料の相談窓口の情報が届いたらいいのになと思います。

 

 

子供の教育について考えてみる

 

我が家も、以前と同じような暮らしはできていません。

子供達が大好きな遊園地も、映画も、旅行も、なかなか手の届かないものになりました。

外食も減ったし、買い物の回数も減りました。

 

将来のことを考えると、貯蓄もしなくてはいけないし、老後のことも…

何より、教育についてが、一番心配です。

 

一番上は中学生で、あっという間に高校生、大学生になります。

子供が進学するたびに、新しい制服や、交通費もかかりますし、毎月の授業料もかかってきます。かかるお金は増えるのに、児童手当は中学生までしか出ません。

 

奨学金のことや、勉強しながらお手当がもらえる大学について調べたりしていますが、子供が希望するところに進ませてあげたいなと思うと、教育資金を貯めなくてはいけません。

 

貧困家庭は、進学率が低いとか、将来の選択肢が狭まったり、貧困の負のスパイラルにはまっていく割合が高いそうです。

 

やはりどこかのタイミングで、もっと稼げる仕事をしなくては!

子供と一緒の時間も必要だし…と、悠長なことはいってられないんですよね。

アラフォーという年齢もあるし、まずい!今すぐなんとかしなきゃ!というのが、本心です。

 

このテーマについて考え始めると、心が焦ってくるのがわかります。

これまでは、私と子供達の生活に慣れる、新天地での生活に慣れることを優先にしていました。

でも、子供達とのペースもできて、仕事も正社員でも問題ないぐらい働けるようになったというのが正直なところです。

 

子供が病気になった時だけは心配ですが、社員の方が有給もあるし、女性が働きやすい職場も増えてきました。

いよいよ、働き方を見直す時が来たのかもしれません。

 

 

ということで

 

今考えると、仕事に関しては後悔することばかりです。

離婚の前に、あれこれ調べたつもりでいましたが、甘かったです。

 

手に職を持つ人、専門職の人なら別でしょうが、シングルマザーには厳しい現実が待っています。

離婚の前に転職しておけば…今から悔やんでも遅いですが…

 

少なくとも、この先後悔しないように、今できることを考えなくてはいけませんね。

今の職場で、パートから正社員になるのが理想ですが、今のうちから色んな情報を探してみようと思います。