シングルマザーのウルオイブログ

3人の子供達との毎日や、アラフォーの悩み、仕事、お金について、つぶやきます。

離婚後、ちょっとうつ病になったハナシ

離婚してから、体調が悪くなりました。

 

離婚したら、スッキリさっぱりという気持ちになると思っていました。

でも、想像をはるかに超えた大変さでした。

 

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離婚届、転居届、転校手続き、学童の手続き、色んなところへの住所変更や名義変更などなど、手続きがたくさんあるんです。

引越しもあったし、仕事も忙しかったし、子供のお世話もあり、ただただ必死に仕事に行っていました。

 

でも、どんどん体調が悪くなったんです。

 

・朝起きるのがツライ。

・涙が出る。

・ちょっとしたお店や行政の対応が気になったり、傷つく。

・イライラする。楽しくない。悪いことばかり考える。

・この先の人生、良くなるという希望が持てず、絶望的になる。

・人と会いたくない、話したくない。

・家事をする気力がない。

・寝付けない、眠れない。

・とにかくネガティブに考える。

・気持ちだけ焦って、自分を責めて、お先真っ暗にしか思えない。

 

でも、そんな心の状態を誰にも言えませんでした。

離婚後、ちょっとうつ病になったハナシ

意を決して、病院に行きました

 

この状態はおかしいと、自分でも思うようになって、ネットでうつのチェックをしてみました。

結果、どのチェックをしても「うつ病」!

嘘だー!精神疾患になんか、なりたくないー!

 

でも、子供達に心配をかけているのもわかっていたし、仕事で集中力がかけているのもわかっていました。

これは病院に行ったほうがいいと、諦めました…

でも、いきなり精神科に行くのはどうしても気が引けて…

じっくり話を聞いてくれそうな、東洋医学で診察もしている病院へ行くことにしました。

 

うつ病とわかったら、不思議とスッキリしました

 

実は、3度目の正直で、いい先生と出会えました。

1人目。機会的に薬だけ出そうとする先生。

2人目。私が悪いと責める先生。

3人目。とにかくじっくり話を聞いてくれる先生。

 

3人目の先生がとってもいい先生でした。

体的には以上はないのに、体が重い・だるいという状況。

それをしっかり受け止めてくれて、細かく現状の症状を聞き出してくれました。

 

離婚のことや、住む環境が変わったことなども細かく聞いてくれて

そりゃあ、頑張りすぎたんだね。心が疲れて当然だよ。誰だってそうなるよ」

と言ってくれました。

なんかもう、この一言で救われました。

 

とにかくゆっくりすること。心を休めること。休みの日にボーッとするのもいい。

それは怠けているんじゃなくて、必要なことだと、言われました。

 

自分はなんてダメな人間なんだろうとか、自分を責めたり、未来に希望が持てなくなっていたのも、

心が風邪をひいているようなものだから、悪い方へ悪い方へ考えてしまって当然」

と言われました。

 

今の心の状態は、

私が弱いからではなく、私がダメな人間だからでもなく、うつ病になったから

なんだとわかって、かなりホッとしました。

 

うつ病になって嬉しい、というのも変ですが、

うつ病だとわかったら、逆にスッキリできました。

 

仕事を辞めることにしました

 

自分がうつ病なんだとわかって、

フルタイムでハードな仕事が多かった正社員の仕事を辞めることにしました。

もったいないとも思いましたが、自分の心の健康を取り戻すほうが大事。

 

児童扶養手当も受けられるし、ひとり親の支援も色々あるので、生活はとりあえずは大丈夫。

元気になればハローワークで職業訓練を受けることもできるし、パートタイムで働くことにしてもいい。

とにかく、朝早くから夜遅くまで働く環境は、この会社にいる限りは変えられなかったので、仕事を辞めることにしました。

 

とにかく専門家に頼ることにしました

 

週に一度、病院に行って話を聞いてもらいました。

でも、よくなって来た!と思った矢先に、心がどーんと落ち込む出来事がありました。

それは本当に些細なことで、そんな自分にがっかりし、

「なにもかも投げ出したくなる」

という状況になりました。

 

その時には精神科に紹介されました。

あんなに嫌だった精神科でしたが、行って見たら、

「最初から精神科に行けばよかった!」

と思うほど、先生がしっかり話を聞いてくれるし、優しい…

 

うつ病って、誰でもなる可能性があって、治すことも可能で、心の風邪だという説明をその時にもされました。

 

睡眠導入剤や、気分がひどく落ち込んだ時に飲む薬も処方されましたが、結局1〜2度使っただけで、そこまでひどい状況にはなりませんでした。

精神科の先生の他に、スクールカウンセラーさん、行政の母子支援サポーターの方に、どんどん話を聞いてもらうことにしたからだと思います。

 

深い悩みって、親兄弟、親しい友人、顔見知りの人に話すほうが難しくて、見ず知らずの専門家に話すほうが、ずっと正直に話せました。

 

「何を話していいのかわからない」

と、最初はかなりドキドキしましたが、そのまま「何から話していいのかわかりません」と話し出すだけで、向こうはプロなので、いつの間にか話せていました。


今までずっと怖がって、勝手に敷居を高く感じて、助けを求めようとは思っていませんでした。

でも、子供達のためにも勇気を出してあちこちで悩みを聞いてもらってよかったです。

 

話すと自分を客観的に見ることができて、自分がどれだけ頑張っているかも認識できて、それだけで薬も必要ないぐらいになりました。

 

いつの間にか、スッキリ抜け出せていた

うつ病で苦しんだ期間は約半年。

もっと早い段階で病院に行ったり、専門家に頼っていたら、もっと早く抜け出せたかもしれません。

 

考えてみれば、若い頃から時々うつ病になっていたのでは?と思います。その時はまさかうつ病だとは思っていなかったので、病院に行くこともないまま、自分を責めることの多い人生を送ってきてしまいました。


でも、自分がうつ病のせいで、そういう考え方になっていただけなんだとわかっていたら、もっと早く解決していたのかなと思います。

 

今では、あの頃が信じられないぐらい、とにかく元気になってしまいました(笑)

 

1番のきっかけは、徐々に体調が回復して、気持ちも明るくなってきた時に、パート先が見つかったことだと思います。

 

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パートで働き出して1年になりますが、仕事に復帰したことで規則正しい生活リズムにもなるし、張り合いも生まれるし、社会の中の一員という安心感もあります。

子供が熱を出したりしても休みも取りやすいですし、残業もほんの時々ですし働きやすい環境です。


仕事と、家事や子育てが、両方ともストレスなく毎日できていて、病院も今では全くお世話になっていません。

 

でも、もしまた、とにかくネガティブになったり、自分を責めてばかりいるようになったら、迷わず精神科に行ったり、色んな専門家に話を聞いてもらおうと思っています。

 

ということで

 

なんでもそうですが、早めの対処って大事ですよね(笑)

虫歯とか、先延ばしにすればするほど悪くなります。

治療も時間がかかります。

 

心の病気も同じで、早く気づいて、早く専門家のところに行っていればよかったなあと思います。

それでも、まだ私は早めに対処できたほうなのかもしれません。

 

最近、離婚したママさんから相談を受けることがあったんですが、やっぱり一人で抱え込んでいて、つらそうでした。

「相談に行ったら、すごく軽くなったよ」と話したら、その時には渋っていましたが、後日スクールカンセラーさんのところに行っていたようです。

すごくスッキリした顔で、「行ってよかった!」と話してくれました。

 

離婚って自分の都合だと思われるかもしれませんが、間違いなく大変なことです。

特に子供がいての離婚は、どうしても自分を責めてしまいますし、心が苦しい状態になります。

そういう時こそ、専門家とか行政の力を借りていいんじゃないかと思います。

 

近い関係の人とか、友人だと、ただ話を聞いてくれるということは難しいです。

アドバイスとか、時には説教とか、叱咤激励とかがあるので、

余計落ち込んじゃうことが多いなあと思います。

 

心が苦しいとか、すぐに自分を責めてしまう、悪い方向にばかり考えてしまうというシングルマザーさん。

子供のためにも精神科や専門家のところへ行ってみて欲しいです。

 

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