シングルマザーのウルオイブログ

3人の子供達との毎日や、アラフォーの悩み、仕事、お金について、つぶやきます。

離婚協議書は、こうやって作りました

協議離婚をしました

離婚することになって初めて知ったのが、離婚には3つの種類があるということでした。

協議離婚、離婚調停、裁判。

 

離婚届を出す時に、このうちのどれで離婚することになったのか、記入する欄があるんです。知らなかった。。。

 

ちなみに、我が家は協議離婚。

自分たちだけで話し合って、離婚届に2人の証人に署名押印してもらえれば、離婚成立です。

 

調停は、家庭裁判所で、第三者を立てて話し合いで離婚すること。

 

裁判は、調停で折り合わない場合、訴訟になって決着すること。

 

ざっくりいうと、こんな感じです。

離婚協議書は、こうやって作りました

 

離婚協議書の作りかたと保管の方法

自分たちで話し合って離婚する場合、離婚協議書を作っておくと、後々トラブルにならないと知りました。

養育権、養育費、面会など、確認事項を文書にしておくということです。

一番いいのは、公証役場で、公正証書を作ってもらうこと。

保管もされるので、訴訟になった時にも解決しやすいのですが、問題は費用がかかるということ。

 

色々調べてみると、自分たちで作った離婚協議書でも文書として有効だというので、インターネットから雛形を見つけて、それをたたき台に話し合うことにしました。

ちなみに、「離婚協議書、雛形」で、検索するとたくさん出てきます。

必要な方は探してみてください。

 

離婚協議書の内容が完成したら、2通作って、それぞれに署名押印。

1通づつ保管します。

家の契約とか、一般的な契約をするのと同じです。

 

保管は、私の場合、保険の証書など色んな契約書類を入れているファイルに、一緒に入れてあります。

ただ、いつも目にするといい気持ちにはならないので、ファイルの後ろの方に目立たないように入れてあります。

 

我が家の離婚協議書は、こんな内容です

ウチの場合、離婚すると決まってから、実際に離婚するまで1年近くかかりました。

離婚したら引越しすると決めていたので、子供の学校の新年度のタイミングに合わせたかったのです。

離婚協議書には、離婚までの取り決めや、離婚届を出す日程も入れ込みました。

 

離婚協議書の内容

離婚協議書

夫○○(以下甲という)と妻○○(以下乙という)は、平成○年○月○日、離婚することに合意し、離婚について協議した結果、下記の通り契約を締結した。

第1条

甲と乙は協議離婚することに合意し、離婚届に署名押印するものとする。

第2条

離婚届は乙が管理し、平成○年○月○日までに乙が届け出るものとする。

第3条

甲と乙は、離婚届を提出するまでの間も、性的交渉を持たないものとする。

第4条

甲と乙は互いに慰謝料を求めない。

第5条

甲乙間の未成年の子、○○(平成○○年○月○日生まれ、以下「丙という」)、○○(平成○○年○月○日生まれ、以下「丁」という)、及び○○(平成○○年○月○日生まれ、以下「戊」という)の親権者及び監護者を乙と定める。

第6条

1甲は乙に対し丙、丁、戊の養育費として、それぞれが成人に達する月、または大学を卒業する月まで、甲は乙に対し、毎月○万円を養育費として毎月月末までに乙名義の○○銀行普通預金口座(店名○○口座番号○○)に振り込む方法で支払う。養育費の額は、丙、丁、戊の成長と教育費を考慮し、毎年4月からの養育費を3月中に甲乙で協議決定する。

2 振込み手数料は甲の負担とする。

3 甲は、上記に定めるほか、乙、丙、丁、及び戊のいずれかがに入学や入院等、特別な費用を要する場合、または要した場合は、甲は乙の増額請求について、その費用を直ちに支払うものとする。

第7条

甲の丙、丁、及び戊に対する面接交渉については、以下の内容とする。

1 面接は月に○回、○時間以内とし場所は甲乙協議の上決定する。

2 乙は、甲が丙、丁、及び戊と○ヶ月に1回、宿泊を伴う面接交渉をすることを認める。

3 面接時は事前に甲は乙に連絡するものとする。

第8条

甲及び乙は、住所、居所、連絡先などの変更があった場合、遅滞なく書面によって相手にこれを通知するものとする。

第9条

本契約から発生する一切の紛争の第一審の管轄裁判所を乙の住所地を管轄する裁判所をもって合意管轄とする。

第10条

甲と乙は、この契約で定めた以外に、互いに金銭その他の請求をしないことを相互に確認した。

以上のとおり合意したので、本書二通作成し、署名捺印の上、甲乙各自一通ずつ保有する。

平成○○年○月○日

(甲) 住所

氏名 (印)

(乙) 住所

氏名 (印)

 

2年経った今、履行されているかどうか

この離婚協議書の内容は、かなりざっくばらんです。

夫が働いていなかったので、これからどれだけ稼げるのかわからなかったですし、養育費も本当にもらえるのかわからなかったので、かなり低い金額で設定しました。

慰謝料を求めることもできませんでしたし、財産分与もできるようなものもありませんでした。

 

ただ、この離婚協議書を作ったことで、元夫の意識も変わったようです。

今では働きに出て、養育費をもらえるようになっています。

子供達も、父親からお小遣いをもらえることが嬉しいようです。

 

面会に関しては、少し距離もありますし、子供達も何かと忙しく、あまり会えていません。何より、元夫がなぜか会いたがらないのです。

長期休みの時には、子供達が元夫の家にお泊りに行ったりもしますので、全く会いたくないということではないと思うのですが、本心は良くわかりません。

でも、電話は時々していますし、私としては頻繁に会わない方がありがたいと思っています。

 

ということで

本当はすぐにでも離婚届を出して、家から出て行きたかったのですが、子供達のためと言い聞かせていました。

離婚協議書の内容を決めるのは大変でしたが、あとで揉めることがないようにと頑張ってよかったです。

離婚は本当に疲れました。

もう2度と離婚したくありません(笑)この覚書が、だれかのお役に立てば幸いです。