珍しくもないですが、離婚しました
・結婚の継続が困難なほどの、価値観の不一致。
・お互いに幸せになるため。
仕事上の付き合いの人や、そんなに親しくない人には、我が家の離婚原因をこう伝えています。
夫からの暴力とか不倫ではないので、周りからは考え直したらと言われましたけど、子供達に変な形で伝わるのは嫌なので、詳細はごくごく身近な友人や親戚にしか言わないようにしています。
一言で言えるようなわかりやすい離婚原因ではないので、私自身、説明がもどかしいです(笑)
小さな問題がいくつもあって、それが何年もかけて少しずつ溝が深くなり、修復できないほど広がって行った、という感じです。
なんとか関係を保とう、修復しようと頑張ってきたのですが、結論として、お互いに幸せになるには別れたほうがいいねという結論になりました。
何年も前から、すれ違っていました
結婚してから、大なり小なりケンカはありましたけど、子供も3人いて、普通に暮らせて、周りから見ると幸せな家族に見えていたと思います。
上手くいかなくなった大きな理由としては、夫の仕事がうまくいかなくなったことでした。
そのうちなんとかなるだろうと思っていたのですが、夫は働くそぶりを見せませんでした。
今思えば、素直に、正直に、夫に文句や不満を言えばよかったのかもしれません。
でも、その時は夫を信じて、きっとまた家族のために働いてくれると思って待っていました。
数ヶ月経って心配になっても、夫は働こうとせずに趣味に没頭していました。
それでも、夫がきっと働いてくれると思い、それまでは私が働きに出ようと決意し、フルタイムで働き始めました。
一番下の子もまだ小さく大変な時期だったので、周りからは
「主婦ならぬ主夫になって、小さい子供の面倒も見て、自由に働かせてくれるなんて、いい旦那さんだね」
と言われましたが、働かずに趣味に没頭する夫にストレスが溜まっていきました。
夫から「離婚しよう」と言われました
決定打は、私の仕事が忙しく気持ちに余裕のない時に起こりました。
子供達の命の危険につながるようなことが、夫の不注意で起きたのです。
我が子が救急車で搬送され、入院した時に、やっと、私が夫に気を遣ってきたこと、言いたいことを言わずに逃げてきたから、子供達を危険に晒してしまったと気づきました。
今まで、自分の選んだ人が、どうしようもない人だということに目を背けたくて、
「夫はいい人だし、きっと立ち直る人だ」
と思い込むようにしてきましたが、事実から目を背けずに向き合わなくてはと決意しました。
ある夜。子供達が寝静まってから、夫と話し合うことにしました。
私の思い、気持ちを伝え、これまでの不満も言いました。
黙って全部聞いていた夫からの返事は、一言だけ。「離婚しよう」でした。
子供達のために、離婚しないように必死に頑張ってきましたが、私も実は離婚を考えていました。
正直、ひどい話ですが、夫が死んでくれたらいいのにとも思っていたんです。
働かない夫がいなくなれば遺族年金を受けられるのにとか、母子家庭になったら色んな支援を受けられるかもとか、そんなことを考えていました。
こんなことを考える時点で、夫婦として終わっているのですが、子供達のことを考えると離婚を切り出す決意はできなかったんです。
なので、夫から「離婚しよう」と言われたことで、少しホッとした自分がいました。
ということで
離婚することになってから、実際に離婚するまでは、話し合いの日々が続きました。
どんどん険悪になって辛い時期でしたが、離婚して2年が経った今、離婚してよかったと思っています。(そのあたりの話も、また書いていきます)
私の周りのシングルマザーさんたちは、元気でパワフルな人が多いです。
私も、離婚したことをプラスに変えていけたらいいなと思っています。