シングルマザーのウルオイブログ

3人の子供達との毎日や、アラフォーの悩み、仕事、お金について、つぶやきます。

子供達のためにも、円満離婚を目指しました

離婚で、絶対にゆずれなかったこと

離婚って、夫と妻、どちらから希望するのが多いのでしょうか?

ウチの場合、夫から「離婚しよう」と言われたのですが、私も離婚を考えていたので、離婚については問題なく、夫婦の合意ができました。

 

でも、離婚協議書の作成は大変でした。

離婚後に「話が違う」と揉めるのは避けたかったので、自分たちで離婚協議書を作ることにしたんです。

離婚の時期や、親権、養育費などの取り決めをまとめていくのですが、結婚するときと違って、全く楽しくもないし、本当にイヤな時間でした。

 

その中で、離婚のことで、はっきりと決めていたことが2つあります。

ひとつは、3人の子供達は私が育てて行くこと。

子供達と離れることは考えられませんでした。 

 

もうひとつは、新しく住む場所を見つけて、引っ越すこと。

当時住んでいた家は不便な場所でしたし、夫からなるべく遠いところで新生活を始めたかったんです。

子供達のためにも、円満離婚を目指しました

 

円満離婚という言葉を知りました

いざ離婚するとなってから、離婚やシングルマザーに関するテレビやニュースがよく目に入るようになり「円満離婚」という言葉を知りました。

 

ちなみに「離婚式」なんていうものもあると知りました!

私は、離婚のために式を挙げたいとはこれっぽっちも思いませんでしたけど(笑)

 

実際に離婚式をあげた方々は、

「結婚式をしたんだから、離婚式もする」

「離婚のけじめに、式を挙げる」

など、理由は色々なようです。

 

離婚式プランナーまでいるそうで、

「結婚指輪をハンマーで叩き割る」なんて演出もするのだとか!

 

ただでさえ離婚は大変なのに、お金と時間と労力をかけて離婚式をするのって、仲がいいんじゃないかな?と思うんですけど、どうなんでしょう?

私は、そこにかけるお金があるなら、離婚後の生活に回したいと思いました(笑)

 

どちらにせよ、離婚までの間、子供達の前で揉めたり、家の中が険悪な雰囲気になるのは嫌だったので、大人として冷静に円満に、離婚に向けて話し合いをしていこうと決めました。

 

一生子供達の親であることに変わりはないので、恨みつらみは言いっこなしで、キレイにお別れするのが最善だと思ったんです。

 

 

円満離婚は、夢のまた夢だった…

「子供達のためにも円満離婚するぞ!」

と決意したはずが、現実はそう簡単ではありませんでした。

話し合いが進むうちに、どんどん険悪に…

 

一番の問題は、お金。

離婚は夫からの申し出なので、私としては慰謝料を請求できたのですが、夫は働いていなかったですし、慰謝料はもらえない状況でした。

でも、新しく生活するためには、費用がかかります。

「慰謝料は払えない。養育費もムリ」

など、今まで見ないようにしていた夫の不甲斐なさが、日に日に目につくようなっていきました。

 

円満離婚をしようと決めたはずなのに、夫の顔を見るのも、一緒の空気を吸うのも嫌になり、「離婚したら、夫はどうやって行きていくんだろう」と心配していた気持ちも、「どうなろうと関係ない」と思うようになりました。

お互いに思いやりを持って離婚の話し合いをしようと話していたのに、どんどん険悪なムードになり、ついには家庭内別居へと進んで行きました。

 

DVや不倫、モラハラなどで離婚する方々とは比べ物にならないでしょうが、大変だとは聞いていた離婚が本当に大変なこと、ましてや円満離婚はそう簡単なものではないと実感しました。

 

 

心労と過労で、倒れてしまいました

家庭内別居はしましたが、離婚の話し合いをしなくてはならないですし、仕事も忙しく、ついにはストレスで倒れてしまいました…。

仕事にも行けず、もうボロボロでした。

 

ただ、ひとつよかったことは、私が倒れたのをきっかけに、子供達が離婚に賛成してくれたことです。

私が倒れて仕事ができなくなっても、仕事もせずに好きなことばかりしているお父さんを見て、子供達もおかしいと思ったようです。

しばらくして子供達に離婚すると伝えたのですが、

「離婚しないと、お母さんがストレスで死んじゃう!」

と、離婚について賛成してくれることになりました。

 

子供達には心配かけてしまいましたが、

「離婚したらお母さんが元気になる!」

と離婚を前向きに捉えてくれたので、結果的によかったのかもしれません。

 

この時は、名前(苗字)も変えないつもりでしたし、お父さんともいつでも会えるというのも、安心材料だったようです。

引っ越しや転校も最初は心配していましたが、今よりも都心に近くなって、子供達が大好きな遊園地にも近くなるとわかると、全面賛成になりました(笑)

 

 

ということで

自分たちで離婚協議書も作成でき、子供達の前でケンカすることもなく、結果的には円満離婚と言える形にできたのかもしれません。

しかし、離婚後も協力して子育てをしようとか、積極的に子供達を会わせようとか、そういう気持ちにはなれませんでした。

むしろ、離婚したらもう2度と会いたくないと思うようになってしまいました。

 

円満離婚は、それまでの夫婦関係が良かったり、人格が優れていたり、かなりの忍耐力がないと、なかなかできるもんじゃないのではと思います。

心の狭い私には無理でした!

 

でも、円満離婚を目指したことで気づけたこともたくさんありました。

決してマイナスではなかったと思います。

 

もう2度と離婚するつもりはありませんが(笑)いつか子供達が結婚して、結婚生活で悩むことがあった時に、このブログを見せられたらいいなと思います。